東寺の無料で見れる観光エリア 1( Free tourist area of ​​Toji Temple)

蓮華門(Renge-mon)
東寺の西側にある国宝の蓮花門です。…中略…最後の旅立ちの時には空海が大切にしていた不動明王が見送りにきてくれ、去って行く空海の足元には蓮の花が咲き、足跡にも蓮の花が咲いたという伝説から名付けられました。


東寺北総門横のお不動さま
東寺北総門横のお不動さまです。東寺さんの北側にあたります。道沿いにあるのでお参りしやすいかもしれません。


東寺の宝蔵
宝蔵は東門近くにあります。1000(長保2)年と1126(大治元)年に焼失。1198(建久9)年に文覚上人によって再建されていたが解体修理の結果、東寺創建に近い頃とされ、東寺最古の校倉造(あぜくらつくり)の建造物です。校倉造は三角形、四角形、または台形の断面をした木材を井の字の形に組んで外壁とした倉です。


小野道風ゆかりの立て札
宝蔵近くに伝小野道風(おののみちかぜ⁄とうふう 894〜967)ゆかりの柳とありました。
小野道風がある雨の日、雨宿りに柳の木の下に入ると一匹のカエルが必死に柳の葉に飛びつこうとピョンピョン跳ねていますーどう考えても飛びつける高さではないのに諦める事なく跳ねており、ついにカエルは柳の葉を掴みました。それを見た道風はそれまでの己(おのれ)の努力の足りなさを悔い改め、必死に書の修練に励み、のちに書の大家となりました。地獄へ行って閻魔大王の書紀をした小野篁(おののたかむら。802〜853)の孫にあたります。また、花札の「柳に小野道風」のモデルとして登場します。


宝蔵南側の堀の蓮
宝蔵南側の堀の蓮。蓮はインド原産の多年生水性食物です。
「蓮は泥よりい出て、泥に染まらず」→欲にまみれず清らかに生きることの象徴として、また、極楽浄土に咲く花とされ古くより仏教の花として重用されてきました。


不二桜(ふじさくら)
五重塔の手前にある木は樹齢120年とされる「不二桜(ふじさくら)」でしょうか?


東寺の食堂(じきどう)
食堂(じきどう)です。境内のほぼ中央にあり、かつては主要伽藍のひとつでした。僧が食事をしたり、研学の場でもありました。東寺の創建50年ほど過ぎてから千手観音菩薩と四方に四天王が安置されました。しかし、1930(昭和5)年の12月21日の夜に食堂は焼失、1934(昭和9)に竣工されました。千手観音さまは損傷が軽く、宝物館に安置されています。現在は明珍恒男作の十一面観世音菩薩像が中心に安置されています。なかなか整った表情です。そして、隅には黒焦げの四天王像が4体並べられていました。
なお、食堂は8:30~開門されており、納経所となっています。


■東寺(Toji Temple)



今日はここまで。明日も東寺の無料エリアを巡ります。

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