猛暑を逃れて…鞍馬寺その1
- 2019.08.12
- 左京区
出町柳駅より叡山電車で終点の鞍馬まで(運賃420円)。2両編成の車両は満員で30分ほど立ちっぱなし。ようやく鞍馬寺に到着。大天狗さんが迎えてくれました。2017年1月に雪の重みで2.3mの鼻が根本から折れてしまいましたが同年3月に修復されました。鞍馬の大天狗は鞍馬山の僧正が谷に住むといわれ日本各地の天狗の大元締めです。天狗は河童、鬼とともに日本三大妖怪として、赤ら顔で高い鼻、山伏の姿で、翼を持ち、空を飛べるとされる想像上の生き物です。
数件の土産物店を通り過ぎると鞍馬寺の山門が見えてきました…とその前に腹ごしらえです。山門近くのよう州路に入りました。民芸調の落ち着いた雰囲気のお店です。
雲珠(うず)そばが有名ですが、今回は精進料理の花御膳を注文(2160円)。麦飯に湯葉の吸い物、白和え、胡麻豆腐、とろろやずいき(里芋の茎)煮等…ほどよい量でした。
いよいよ愛山費300円を払って境内へ。
童形六体地蔵です。愛くるしいお地蔵さまでした。
まずはケーブルカー(200円)で多宝塔へ。このケーブルカーは唯一宗教法人が運営してます。207m登り、2分程で目的地に着きます。さあ、ここからは石段や山道を本殿金堂を目指しひたすら歩きます。
本殿金堂前の阿吽虎像です。鞍馬寺は、開創 770(宝亀元)年
開基 鑑禎上人(がんていしょうにん。鑑真が唐から伴ってきた8名のうちの最年少)
宗派 鞍馬弘教総本山→1949(昭和 24)年に天台宗より独立。
本尊 尊天→毘沙門天、千手観世音菩薩、護法魔王尊が一体となる
護法魔王尊は650万年前に金星から地球に降り立ち、その身体は人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のままで年をとることのない永遠の存在とされています。
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