お地蔵さまを訪ねて20000歩
- 2019.08.23
- 京都の穴場観光
上の写真は本日のスケジュールです。番号順に巡って行きます。街道の入り口なので市内の周囲をグルッと回ります。
その① 浄禅寺(鳥羽地蔵)
開基は文覚上人(もんがくしょうにん)と云われています。文覚上人といえば上皇さまに仕えていた遠藤盛遠という武士でしたが袈裟御前に恋してしまい、彼女が結婚後も執拗に付き纏います。自分の思いが通らなければ母親を殺すとまで言われ、孝行か貞節かと
…悩んだ末に
「私は夫ある身ながら、さほど私を思し召してくださるなら、夫を亡き者にすればあなたの心に添いましょう。」と袈裟御前は約束の晩に夫の部屋で寝ていた所を盛遠に討たれ絶命します。盛遠は罪を悔い、出家。各地で荒行を積み重ね、やがて、文覚上人とよばれるほどの僧侶となりました。その後、袈裟御前は貞節の鑑として物語や映画に登場します。
初めて六地蔵さんと対面。白いお顔に着飾った姿。「どうか大厄がきませんように」と祈願しました。
浄禅寺さんでは黄色の幡を求めました(300円)。
各寺で授与された六種の幡(はた)を入り口に吊るすと疫病退散、福徳招来すると云われます。
ここで京都検定について…
年に1回、京都商工会議所主催のご当地検定で2004年から始まりました。ばあばは1回目で2、3級を取得(50歳代)。1級に挑戦しかけたのですが、1級は殆ど記述式で、しかも、80%以上の正解が必要です。受験料も6600円(2019時点で)かかります。記憶力も衰え、収入の少ないばあばにとってかなりの勇気?を必要とします。ちなみに、
去年の1級受験者793名うち合格は106名と13.4%の合格率。
その前の年は、1級受験者812名うち合格は18名。合格率は2.2%でした。
注…受験料に関してですが団体割引が適応されます。
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