新熊野神社…大樟さんのパワー
- 2019.09.26
- 東山区
創建は1160(永暦元)年に紀州熊野の新宮・別宮として、後白河上皇が平清盛に命じて建立。応仁の乱以降、廃絶状態でしたが、1673(寛文13)年に聖護院宮道寛親王(第108代後水尾天皇皇子)により再建されました。
後白河上皇(1127〜1192 66歳 天皇在位1155〜1158)は五代の天皇にわたり、35年間の院政をしき、34回も熊野参詣をするほど熊野権現信仰が厚い上皇でした…。極楽往生を願ったのでしょうか。
主祭神は熊野牟須美命(イザナミノミコト)で、健康長寿、病魔退散、交通安全、芸能上達といったご利益があります。
左手に樟大権現の参拝入口がありました。前に来た時は気がつきませんでしたが…。
後白河上皇お手植えの樹齢850余年とされる樟(くすのき)です。幹周りに足場が組まれており、幹に触れながら周ることができました。あと、3ヶ月半無事過ごせますように…。
本殿左手には上之社(イザナギノミコト・スサノオノミコト)と中之社(ニニギノミコト含め4柱)、本殿右手には若宮社(アマテラスオオミカミ)と下之社(穀物や水の神、火の神、土の神の4柱)が祀られています。
本殿です。
本殿左手から入ります。
小高い所に熊野についての立て札や木でできた那智の滝の模型などが置いてありました。
今日はここまでで…。
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