飴玉で無の境地に…退蔵院



妙心寺塔頭のひとつ「退蔵院」です。







国宝・「瓢鮎図(ひょうねんず)」です。初期水墨画を代表する相国寺の画僧・如拙の作品です。室町幕府第4代将軍足利義持(1386〜1428 43歳)の命により、ひょうたんでナマズを押さえるという禅の公案を描いたもので1415年の作品です。京都五山の高僧31名の回答が並びます。





狩野元信(1476〜1559)作と伝わります。安定感ある多数の庭石で構成されています。



「陽の庭」です。



「陰の庭」です。





「余香苑(よこうえん)」です。

中根金作氏(1917〜1995 79歳)が3年の月日を費やして1965(昭和40)年に作庭されました。奥行きのあるお庭です。しばし、流れる音に聴き入りました。

退蔵院はJR花園駅から数分の所にありますが観光客が少なく、集客方法のひとつとしてひと粒300円の飴玉を買ってもらい、ひたすら舐め続ける=飴に集中すると無の境地に近づけるのではないか

といった説明がされてました。このテレビを見る前に訪れたのでそんな意図とは知らず高い飴!と思いながら通り過ぎてしまいました。

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