300円でほっこり。



西ノ京円町上ル一つ目の信号東入100m程で法輪寺(通称 だるま寺)に到着。屋根の上にもダルマさんが…。嵐山の十三参りで有名な法輪寺と同名です。

南側からは入れなかったので北門から。



臨済宗妙心寺派に属し、ご本尊は釈迦如来です。妙心寺派の開基は武家が多いのですが、法輪寺の開基は両替商の荒木光品です。

創建は1717(享保12)年。創建に10年の歳月を要したといわれます。



達磨大師は生没年不詳ですが、5世紀後半〜6世紀前半の中国禅宗の祖とされます。

達磨大師は魏(中国)の首都・洛陽にある少林寺に滞在して仏教を伝えました。この時、九年間壁に向かって座禅をする修行をしたことにより手足が腐ってしまい、なくなったという伝説があります。



ダルマさんの台座には干支とそれぞれの守護仏が彫られていました。



300円払って堂内へ。

写真では無秩序に石が並んでるように見えますが実際は安定感ある配置で、手前のススキがちょっとしたアクセントになっていてとても癒される庭でした。

京都ばあば穴場の名庭に登録です。



後方の窓もだるまさんです。



すぐ手の届く所に安置されていた寝姿のお釈迦さまです。悪い所だらけの京都ばあばですので触りまくりました。

お堂の右手にはキネマ殿があり、日本の映画関係者数百名のお位牌がありました。



子猿に乳を与えるインドネシアの婦人とありました。



天井にも大きなだるまさんが。

だるまさんは誰かをにらみつけているのではなく、手足が腐る程の修行にくじけそうになる自分の心を見つめ、苦しみに耐えている表情とか。



達磨堂には厄除けや開運を願い全国から奉納された約8000体以上のだるまさんが安置されてます。

だるまさんの原型は室町時代に中国から伝わった「起き上がり小法師」といわれます。江戸時代には達磨大師をモデルにした起き上がり小法師が作られ、こわい顔をした達磨大師が倒しても倒しても起き上がってくることが子ども達の心をとらえました。



達磨大師の不屈の精神に見立て「七転び八起き」という言葉も生まれました。

また、選挙に登場する縁起物のだるまさんは、1928(昭和3)年に「当選請け合い」を歌い文句に販売したのが始まりとの説があります。



今日も出費が3000円弱でしたので円町の「ドトール」でお茶して帰りました。

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