岩上神社そして宗禅で一服。



西陣にある「岩上神社」です

「宗禅」に行く途中にありました。

以下、京都市立て札より。

伝えによれば、二条堀川付近にあった霊石が六角通(岩上通六角辺り)に遷され、更に中和門院の屋敷の池の畔に遷されると怪異な現象が起きたという。

吠え出したり、すすり泣いたり、子どもに化けたりの類である。

子どもに化けたという伝説に因んで「か禿童石(かむろいし)」と呼ばれたこともあったという。

持て余した女官たちがついにたまりかねて蓮乗院(れんじょういん)という真言宗の僧を召したところ、彼はその石をもらい受け、現在地に遷して祀ったという。

その際に「有乳山 岩上寺」と称した。

以降、授乳、子育ての信仰を集め 地元では「岩上さん」と親しみを込めて呼ばれている。

寺は1730(享保15)年の大火事「西陣焼け」で堂舎が焼かれ、1788(天明8)年の「天明の大火」では荒廃の極みに達した。

明治維新の際には廃寺となったが、大正年間に織物業の千切屋(ちぎりや)が敷地内に祠(神を祀る小規模な殿舎)を構え、以降、「岩上神社(岩上祠)」となって今に至る。数奇な運命を経た霊石だけは昔の姿そのままで現在に伝わる。

とありました。

※中和門院…近衛前子 このえさきこ 1575〜1630 56歳。第107代後陽成天皇(1571〜1617 47歳)の女御。5男7女の母。近衛前子さんに関してはいずれまた。



京西陣菓匠「宗禅」です。寺之内通浄福寺東角にあります。

餅を操り、100年の技を極めて…西陣織の世界をあられ・おせんで表現したとありました(スマホの電池が残り少なく最低限しか撮れませんでした)。

130年の町家を改装したカフェです。

丹波大納言小豆、九条ネギ、西京味噌などの京都産にこだわり、そして、幸せが訪れますようにとすべてのメニューに宝舟あられが付いています。



30分以上、待ちました(スマホを充電してもらえばよかった!)その間、お店で売っているあられを試食できました。



「繻子(しゅす 着物の基礎的織り方のひとつ)と白玉セット 抹茶付」(770円)です。左下に宝舟のあられがありました。



「善哉セット 梅昆布付」(1100円)です。

宗全といえば「亀のあられ」が有名です。色でも雄と雌がわかりますが雌はふっくらとお腹が膨らんでいるとか。

ひとつひとつにこだわりを感じます。 機会があればパフェや焼アイスもし賞味したいものです。

注文してから出てくるまで時間がかかるので猛暑の夏に身体を冷やすのに最適です。

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