城南宮…四季折々の神苑
- 2019.12.07
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拝殿左手に神苑「楽水苑」の入口があります。

「春の山」です。枝垂れ梅でしょうか。白河上皇は離宮を築かれた時に、光源氏「六条院」の邸宅を真似て春や秋の山を作ったと云われています。
あちらこちらに「源氏物語」に描かれた草花やその説明板がありました。

わずかばかりの竹林でしたが、景観に溶け合っていました。晩秋でも竹の青さが飛び込んできました。

さすがに菊は勢いよく咲いてくれていました。

「藤袴(ふじばかま 秋の七草のひとつ)」です…が、見頃なのか、枯れかけているのかわかりませんでした。

春と秋に行われる「曲水の宴」の舞台となる平安の庭です。なお、当日のみ神苑は拝観無料とありました。

つわぶきの花もきれいに咲いていました。

奥には「落水軒」があり、ここで抹茶を頂きました。
「室町の庭」の池には蓬莱島(不老長寿を象徴する松が生える)、周囲には三尊石も置かれ仏の世界を表すとありましたがまたも見逃してしまいました(やはり、気がついてくれる長女や次女がいないとダメか?)。池の鯉だけは泳いでるな!と思った次第です。

広々とした芝生は大海原、点在する岩は島々を表しています。

池の畔には見事な枝っぷりの赤松がありました。
本来なら「城南離宮の庭」で終えるのですが…写真を撮るのをパスしてしまいました。手入れが行き届いたお庭でしたが、最後に集中力が途切れてしまったようです。
また、春に訪れてみたい庭です。
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