京都御所周辺…京都御所

「京都御所」には西側にある「清所門」から入ります。今は申込みなしで拝観できますが、守衛さんによる簡単な手荷物検査があります



1855(安政2 ペリーが黒船を率いて浦賀に来航した2年後)年に造営された、京都御所で最も格式が高い正殿である「紫宸殿(ししんでん)」です。

前回の拝観時は建物近くまで行けたのですが…。



天皇のお住まいである「清涼殿」ですが令和4年3月までは修復となっていました。

清涼殿は1590(天正18)年に天皇の住まいが御常御殿(おつねごぜん)に移ってからは儀式などに使われてました。

現在の京都御所の場所は土御門東洞院殿(つちみかどひがしとういんどの)といわれた里内裏(さとだいり 京内に置かれた内裏)のひとつで1331(元弘元年)に北朝初代天皇・光厳天皇(こうごんてんのう 1313〜1364)が即位されて以降、明治天皇(1852〜1912)が東京に移られるまでの約500年間、天皇のお住まいとして使われました。

当初は現在の敷地の半分以下でしたが、豊臣秀吉(1537〜1598)や徳川幕府によって次第に拡張されました。



蹴鞠が行なわれていた庭です。



「御学問所」です。

1867(慶応3)年、明治天皇が、「王政復古の大号令(明治維新により武家政治を廃し、君主体制に復した政治転換)」を発せられました。



御常御殿の東側にある「御内庭(ごないてい)」です。



御常御殿(おつねごてん)です。天皇のお住まいであり、儀式や対面の場として使われ、また、剣璽(けんじ 天皇の証である天皇家に代々継承されてきた剣と勾玉)の間もあります。

すべて畳敷きの15室からなります。

建物も植木も見事なほど整備されていました。

拝観は無料でしたが年間の維持費はかなりの額になると思います。

以前、訪問先で御所に出入りされていた職人さんにお会いした事がありましたが誇りを持っておられました。

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