アパホテルの東に歴史あり…その1 道祖神社

京都駅前の塩小路通を西へ行くと角にアパホテルがあります。



その手前、アパホテル東の路地を入ると、右手に、「道祖神社(どうそじんじゃ)」が見えてきます。

道祖神は村や辻の境目などに建ち、村の外から入ってくる悪霊を防ぎ、旅の安全を守ってくれる神さまです。



ご祭神は

猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と天鈿女命(あめのうずめのみこと 芸能の神)の夫婦神です。

猿田彦大神はニニギノミコト(天照大神の孫=天孫 てんそん)が天照大神の神勅を受け、三種の神器とともに天上界から葦原の中つ国(あしはらのなかつくに   神話において高天原と黄泉の国の間にあるとされる国)に降り立つ途中に道案内された神さまです。

道祖神社は夫婦和合や良縁祈願の神さまとして信仰されています。



鳥居前に仲良く。

道祖神社は899(昌泰2)年、第59代宇多天皇が法皇として晩年を過ごした東七条御所(亭子院 ていじのいん)を離宮とした際に鎮守社として祀られたとされます。

当時は七条西洞院付近に鎮座していましたが、豊臣秀吉の都市改造により現在の場所に移されました。

また、「足止め」のご利益もあるとか。

家出人の足がすくんで家に帰ってくるとの言い伝えもあります。

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