子年にまつわる8つの話し

「明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。」

それでは子年について。

その1…「子」の漢字は頭が大きい幼児の形からきています。

十二支の1番目で、子(ね)は孳(し・ふえるの意味)からきており、新しい生命が種子の中で萌え始める状態、陰気が極まり陽気に変わる状態を表しています。

その2…「子」は北の方角

月は旧暦の11月(新暦の12月)

時刻は23時〜翌1時頃を指します。

その3…子年の性格は「ねずみ=寝ず身」のように真面目にコツコツと働き、倹約家。また、勘が鋭く、ヒラメキもあります。

適応能力が高く、コミュニケーションも上手です。

その反面、たくさんの頼み事を引き受けてしまったり、思っている事を口に出せない面もあります。

相性の良い干支は辰、申、丑年…悪い相性は午年とありました(参考までに)。

その4…夏季オリンピックやパラリンピックが開催される年にあたります(ほかに辰や申年も)。

そして、閏年です(例外あり)。



その5…株式の世界では「子年は繁栄」

という格言があり、株価が上昇する傾向にあります。

※「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」という株式ことばがあるとか。

京都ばあばには縁がない世界ですがそれぞれの動物の特徴を捉えてなかなか面白い格言ですよね。

その6…「子子子子子子子子子子子子」と子が12個。ねこ…の…こねこ、しし…の…ここじし「猫の子仔猫 獅子の子仔獅子」と読みます。

第52代嵯峨天皇がなんと読むかと問いかけて小野篁はすんなりと答えたという逸話が残っています。

その7…日本の歴代最長長寿記録者は子年生まれの「田島ナジ」さんとありました。鹿児島県喜界町に住んでいた彼女は1900年8月4日に生まれ、2018年4月21日に大往生されました(117歳260日)。世界で最後の19世紀生まれでした。

当時のナビさんには、子どもや孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)、来孫(らいそん)あわせて140人を越える子孫がいました。

さていよいよラスト。

その8…十二支の順番について。神さまが十二支の動物を決める際、家の門の前に来た順番に決めることにしました。

牛は動きが遅いからと真っ先に出かけ、1番に門の前に着きますが、門が開けられると同時に牛の頭の上に乗っていた鼠が牛の前に飛び出したので、鼠が1番になりました。

猫も十二支に入れてもらおうと準備してましたが鼠が集合の日をわざと間違えて教えたので十二支に入ることができませんでした。だから、今でも猫は腹いせに鼠を追いかけ回しているとか。

「どうか、今年が無事すぎますように。」

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