来迎院その1…安産の荒神さん

今熊野観音寺から泉涌寺参道に出る手前、案内板に従って「宮内庁書陵部月輪陵墓監区事務所」の横を通り、木立の道をしばらく歩くと



「来迎院」があります。



今回で2回目の訪問です。



山門を入り、まずは右へ。



弘法大師(774〜835)像近くには「御願石」がたくさん奉納されていました。



弘法大師が独鈷で掘ったとされる名水「独鈷水(とっこすい・どっこすい)」です(残念ながら飲めませんでした)。

独鈷水…仏具の一種である独鈷(どっこ・とっこ)を使って湧出させたと伝わる水

独鈷は鉄製または銅製で両端が尖った短い棒状の法具。

第112代霊元天皇(1654〜1732)に寵愛された女官・小少将の娘は生まれつき目が不自由でしたが、独鈷水で目を洗うと良いというお告げに従ったところ目が治ったと伝わります。



独鈷水の横にある階段を昇ると「荒神堂」があります。

荒神さまは本来、火の神として台所、かまどを司る神さまですが、来迎院の荒神さまは安産の神さま(胞衣荒神 ゆなこうじん)として信仰されてきました。



左が「三宝荒神」、右は大石内蔵助の念持仏である勝軍地蔵大菩薩です(本堂に安置)。



「伏見人形布袋尊」1年~7年、2500~9800円の写真も。



「泉山七福神巡り第4番布袋尊」の参拝所となっています。

荒神堂近くには布袋さんがいっぱい!



左階段上→荒神堂

真ん中→独鈷水

右→弘法大師像

となります。

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