吉田神社…その2 2020.02.07 未分類 「吉田神社」は、859(貞観元)年、中納言・藤原山蔭(ふじわらやまかげ 824〜888)が一門の氏神として、奈良の春日大社の四神を勧請した事に始まります。本宮を通り過ぎ、登って行くと左手に、「菓祖神社(かそじんじゃ)」があります。「豆茶」の接待を期待したのですが、境内は無人でした。参道には有名な菓子店の名前がたくさんありました。【ご祭神】田道間守命(たじまもりのみこと)林浄因命→南北朝期に帰化。日本で初めて饅頭を作ったとされます。※田道間守命…新羅からの伝承の渡来人・アメノヒボコの玄孫。第11代垂仁天皇の命で「非時香菓(ときじくのかぐのみ=橘」を求めに常世の国に派遣され、橘の実を持って帰ってきたが、天皇はすでに崩御。嘆き悲しみ天皇の陵で自殺したと伝わります。菓祖神社は1957年に京都菓子業界の菓祖神社創建奉賛会により建てられました。「山蔭神社」です。山蔭神社の鳥居近くからの風景…右手には京都大学の建物がいくつか見えます。藤原山蔭(824〜888 藤原房前の五男)は四条流包丁道の創始者として、飲食店関係者から崇拝されています。1484(文明16)年に創建された「大元宮(だいげんぐう)」です。吉田兼倶(よしだかねとも 1435〜1511)が創設した「吉田神道」の拠点となり、虚無大元尊神(そらなきおおもとみことかみ→森羅万象を司る神)を中心に天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろづのかみ)が祀られており、全国の神様のご加護が授かります。一時は伊勢神宮より格が上と隆盛を見ました。 こちらもよろしくお願いします↓ にほんブログ村 前の記事 京都大学総合博物館にて。 2020.02.06 次の記事 孝明天皇陵空白 2020.02.07 京都ばあばイチ押し!京都観光のガイドブック まっぷる超詳細!京都さんぽ地図(’20)posted with ヨメレバ 昭文社 2019年07月18日 楽天ブックスで購入Amazonで購入7netで購入 京の都歴史を歩く!posted with ヨメレバ川端洋之 西東社 2018年03月 楽天ブックスで購入Amazonで購入7netで購入