初詣は東寺さんへ…その1
- 2020.02.09
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まずは「善女大龍王(ぜんにょだいりゅうおう)」さまに挨拶です。
観智院の南隣の広場を通り、
橋を渡って、
弁財天堂の横を通り、
「善女大龍王」さまと対面です。
空海は天皇に命じられて、神泉苑で僧・守敏(しゅんびん)の後に(守敏は失敗)、祈雨を行いますが、降雨なく、調べると空海の名声を妬む守敏により国中の龍神が水瓶に閉じ込められていました。
しかし、善女龍王だけは小さかった為に逃れていたので、空海は神泉苑に呼び寄せて祈雨を行ったところ、国中に大雨を降らせたと云われています。
善女大龍王は、頗梨采女(はりさいじょ)と呼ばれる美しい神様に成長します。
陰陽道で頗梨采女は歳徳神(その年の恵方におられる)とされます。
空海は雨を降らせたことにより、東寺を賜ります。
京都ばあばが、水に関係する旧姓のためか何故か惹き付けられます。
善女大龍王さまにお参りして、東寺さんへ。
囲いのシートも取れて、きれいな檜皮葺きの屋根を見ることができました。
2016(平成28)から修復工事が開始された国宝の御影堂(室町時代)も今年の春には完成予定です。
御影堂は空海が住んだとされ、
空海の念持仏・不動明王が安置されています。
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