大聖寺から京菓子資料館へ。
- 2020.03.18
- 未分類
烏丸今出川上ルと左手にあります。
右の石碑には「花乃御所」(室町幕府3代将軍・足利義満造営)と刻まれています。北朝初代光厳天皇(こうごんてんのう 1313〜1364)の妃・無相定円禅尼(むそうじょうえんぜんに)の亡き後に、その住まいであった花の御所内「岡松殿」を寺に改めたのが起こりとされます。
入口後方は同志社大学です。
さて、新型コロナウイルス感染症の影響で説明はなく、建物も庭も撮影禁止ということで…。
洋装の御所人形が座っているのは、明治天皇が座られていた椅子です。
他に文箱や文台、大正天皇3歳時の羽織や袴等を拝見。
落ち着いた尼門跡寺院を後にし、さらに烏丸通を上ルと、
「京菓子資料館」です。
スタンプラリー接待箇所のひとつとなっています。
3か所集まったので、
資料館1階にある「祥雲軒」で、
きめ細かい抹茶と「雲龍」を美味しく頂きました。
“ 「俵屋あるところ雲龍あり」と称えられる七代目 石原留治郎より生み出された一世の名菓です”とありました。
一服して2階の展示室へ。これまでも3回以上は訪れていますが改めて。
日本へは遣唐使によって砂糖がもたらされたと云われますが、日本で砂糖(サトウキビ)が作られるようになったのは江戸初期の琉球から(そのために、薩摩藩は莫大な富を築きました)です。
ばあばのちっちゃかった頃、あんみつが食べたかった!
菓子資料館の南隣には「俵屋吉富烏丸店」があります。
京都には御所や宮家公家、神社仏閣があり、また、茶の湯により「京菓子」が発展しました。
見ただけで手に取りたくなります。
この日は草餅と、
「おくちどり」(税込1080円)と命名されたお菓子を買いました。
おくち(お口)どり(彩り)→口に入れる彩りあるお菓子の意。
-
前の記事
白峯神宮その3…癒しの笑い龍 2020.03.16
-
次の記事
白峯神宮番外編 2020.03.19