大聖寺から京菓子資料館へ。

第54回京の冬の旅(2020年)で公開されている大聖寺へ。

烏丸今出川上ルと左手にあります。



右の石碑には「花乃御所」(室町幕府3代将軍・足利義満造営)と刻まれています。北朝初代光厳天皇(こうごんてんのう 1313〜1364)の妃・無相定円禅尼(むそうじょうえんぜんに)の亡き後に、その住まいであった花の御所内「岡松殿」を寺に改めたのが起こりとされます。



入口後方は同志社大学です。

さて、新型コロナウイルス感染症の影響で説明はなく、建物も庭も撮影禁止ということで…。



洋装の御所人形が座っているのは、明治天皇が座られていた椅子です。

他に文箱や文台、大正天皇3歳時の羽織や袴等を拝見。

落ち着いた尼門跡寺院を後にし、さらに烏丸通を上ルと、



「京菓子資料館」です。

スタンプラリー接待箇所のひとつとなっています。

3か所集まったので、



資料館1階にある「祥雲軒」で、



きめ細かい抹茶と「雲龍」を美味しく頂きました。

“ 「俵屋あるところ雲龍あり」と称えられる七代目 石原留治郎より生み出された一世の名菓です”とありました。

一服して2階の展示室へ。これまでも3回以上は訪れていますが改めて。

日本へは遣唐使によって砂糖がもたらされたと云われますが、日本で砂糖(サトウキビ)が作られるようになったのは江戸初期の琉球から(そのために、薩摩藩は莫大な富を築きました)です。

ばあばのちっちゃかった頃、あんみつが食べたかった!



菓子資料館の南隣には「俵屋吉富烏丸店」があります。



京都には御所や宮家公家、神社仏閣があり、また、茶の湯により「京菓子」が発展しました。



見ただけで手に取りたくなります。

この日は草餅と、



「おくちどり」(税込1080円)と命名されたお菓子を買いました。

おくち(お口)どり(彩り)→口に入れる彩りあるお菓子の意。

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