堀川今出川…京都市考古資料館そして柚餅(ゆうもち)

堀川今出川交差点を西へすぐ、「京都市考古資料館(昭和54年開設)」があります。

管理・運営は1976(昭和51)に設立された京都市埋蔵文化財研究所です。



大正3年に竣工された建物です。

設計は本野精吾(もとのせいご 1882~1944 本野盛亨・読売新聞創業者および2代目社長の5男)氏。

以下は展示より、



1536(天文5)年の「天文法華の乱」では延暦寺の宗徒と近江の六角軍により、日蓮宗二十一の本山すべてが焼き払われて洛外に追放とありました(犠牲者は数千人とも云われます)。

この乱では都の1/3が焼失したと云われます。

応仁の乱は知られていますが、天文法華の乱で都がこんなに被害を受けていたとは…。

1565(永禄8)年、13代将軍・足利義輝(1536〜1565 30歳)は三好三人衆らに攻められ自害。今年の大河ドラマ「麒麟がくる」では向井理(むかいおさむ 1982~横浜出身)さんが演じています。

三好三人衆もどのような存在だったのかあまり知られてないのでは?



1階では特別展「光秀と京」が催されていました。



また、2階では旧石器時代~江戸時代までの考古資料が展示されています。

以前に訪問した時よりも見やすくなっていました。

次に資料館を東へ向い、和菓子の老舗(創業1803~)「鶴屋吉信」さんに入りました。



店内の風景です。



可愛らしいお菓子の数々。2階は喫茶室になっています。



これが有名な柚餅(ゆうもち)です。求肥(ぎゅうひ・白玉粉またはもち粉に砂糖や水飴を加えて練りあげたもの)に和三盆をまぶしたもち菓子で、柚の香りと味が爽やかです(明治元年から発売)。

※和三盆…香川や徳島で作られている高級砂糖。原料は竹糖というサトウキビの1種で、淡い黄色、細やかな粒と口溶けの良さが特徴。盆の上で砂糖を3度ほど「研ぐ」ことが名前の由来となっています。

2003年、創業200年を記念して作られたパッケージ2個入りで1188円(消費税8%込)でした。

帰宅後、孫ちゃんはじいじに1粒だけ残し、あっという間に食べていました。

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