北向山不動院
- 2020.04.17
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「北向山不動院(きたむきさんふどういん)」です。
寺伝によれば、1130(大治5)年に鳥羽離宮内にあり、鳥羽上皇(第74代天皇・1103~1156)の祈願により建立されました。
本堂は1712(正徳2)に、第113代東山天皇(1675~1710)の旧殿を移築したものです。
本尊は不動明王。都を護るために北の平安京に向けられています。
毎月3、16、28日と本堂参拝ができます(これらの日には護摩堂で護摩供も執り行われます)。
※護摩供…インド伝来の密教の秘法。火を焚いて中に供物を投げ入れてご本尊を供養してその加護を願うこと。
この「洗心水」で心身を清め、
護摩壇の「龍水泉」のお水でお不動さんに心願(心の中で願をかけること)を唱えてお供えくださいとありました。
中央の苔むした姿はお不動さんです。
行者(右斜め上の茶色の石像)さんが見守っています。
境内には「安産地蔵」「延命地蔵尊」「薬師如来」「歯神地蔵」「山王大権現」「荼枳尼天(だきにてん)」等々の神さまや仏さまが迎えてくれます。
熱心にお祈りしている数名の方に出会いました。
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