お勧めの一品…東寺餅

東寺にて。

季節は確実に進んでいます。



「伝・小野道風ゆかりの柳」です。

小野道風(おののみちかぜ/とうふう 894~967)は小野篁(たかむら)の孫で中国的書風から脱皮して和様書道の礎を築きました。

ある日、道風は柳に飛びつこうとしている蛙に出くわします。

「柳にとびつけるわけが無い」と思いますが、

何度も何度も繰り返し飛び跳ねる蛙…。

しばらくすると吹いてきた風が柳をしならせて、うまく飛び移りました。

「蛙のように努力をしてない。」と自らを振り返り、書の道をやり直すきっかけとなった逸話があります。

道徳の教科書にこの話しが載り、全国に広まりました。

また、花札にも「柳に小野道風」の絵柄があります。

京都ばあばはこの札を雨の20(点)と数えていました。

ばあばのちっちゃい頃、お父さんを中心にみんなで花札をしました…懐かしい想い出です。



手前のほりには夏になると蓮が咲きますが今は準備中です。



東寺西側の新しいトイレです。



トイレ内の壁には「蓮華門」にまつわる話が描かれています。

お大師(空海)さんが高野山に旅立つ時、不動明王が現れ、涙を流して別れを惜しみました。

この時、お大師さんの足元には花が咲いたと云われます。



さすが!東寺のトイレです。



この日もまだ御影堂には入れませんでした。



4月21日の弘法市も中止です😢。



龍が生んだ9頭の神獣のひとつ「贔屓(ひき)」さんです。

その姿は亀に似ていて重い物を背負う事を好みます。



いつからか東寺さんを訪れると「善女龍王」さんにお参りするようになりました。

都に日照りが続いた時、

お大師さんが天竺(てんじく 北インド)から善女龍王を呼び寄せて祈ると、善女は金色の龍となって天に昇り、3日間、日本中に恵みの雨を降らせたと伝わります。



贔屓さん?の絵馬でしょうか。



東寺の東門を上がってすぐ、

「東寺餅」のお店があります。



1912(大正元)年創業。

「ふっくらとやわらかな求肥の中に、きめ細かくなめらかなこし餡が詰まった銘菓東寺餅」

とありました。

京風よもぎ大福もお勧めです。

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