梅宮大社その1…子授け・安産の神さま
- 2020.04.30
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歩くこと15分、左手の道に入ると鳥居が見えてきました。
「梅宮大社」です。楼門には酒樽が置かれています。
楼門右手には本堂修復奉賛者の記念銘がありました。
壱百萬円の所には、フジコ・ヘミング(1932~ピアニスト)さんと佐々木蔵之助(1968~)さんの実家・佐々木酒造の名前がありました。
ご祭神は、
・酒解神(サカトケノカミ=大山祇神おおやまつみのかみ)
・酒解子神(サケトケノコノカミ=木花咲耶姫命)→大山祇神の子
・大若子神(オオワクコノカミ=瓊瓊杵尊ににぎのみこと)→天照大神の孫
・小若子神(コワクコノカミ=彦火火出見尊ひこほほでみのみこと)→大若子神と酒解子神の子。第1代神武天皇の祖父
が祀られています。
大山祇神は娘・木花咲耶姫命が瓊瓊杵尊の子を無事出産したことを喜び、米で「天甜酒(アメノタムサケ)」を作ってお祝いされたと日本書紀に書かれています。
これが穀物で酒を醸(かも)した始まりで大山祇神を酒解神として崇めました。
神社で飼っているネコなのでエサをやらないで!と書かれていました。
ネコちゃんのねぐらです
夫婦で祈祷を受けてから跨ぐと子が授かると書かれていました。
いつだったか、次女の子授けを願い、京都ばあばと長女、次女で参拝。
無事、女の子を授かりました。
第52代嵯峨天皇皇后・橘嘉智子(たちばなのかちこ 786~850)がこの石を跨いだ事で皇子(後の第54代仁明天皇 810〜850)が誕生したと云われています。
なお、梅宮大社は橘氏の氏神として今の京都府南部にある井出町に建立されましたが、橘嘉智子により現在の場所に移されました。
写真中央の灰色の石です。
分かりにくいのですが、2個の丸石が置かれています。
もちろん、祈祷を受けたら傍まで行けます。
境内の右手に御百度石がありました。
御百度参りはもともと、100日間毎日参拝して心願が成就するようにと願っていましたが、それが簡略されて、1日に百度参るという形になりました。
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