平安時代のお役所。

二条城の西側・美福通に面して二条中学校の正門があります。



ここは、太政官に属する八つの中央行政官庁のひとつ、



「民部省(地方の行政・財政担当。主税寮を管理)」があったとされます。



二条中学の南隣り、現在の朱雀高校には「式部省(文官の人事・教育)」がありました。



式部省の西側には武官の人事担当の「兵部省(ひょうぶしょう)」がありました。

八省の残りの五つは

・中務省(なかつかさしょう 天皇側近の事務担当)

・治部省(じぶしょう 外交や葬儀担当、僧尼を管理)

・刑部省(ぎょうぶしょう 裁判担当)

・大蔵省(租税や貢ぎ物の管理)

・宮内省(宮中の庶務)

でした。

朱雀高校の南側に位置する公園一帯には




252㎡におよぶ現在の国立大学に相当する「大学寮」がありました。また、二条城西南隅櫓と美福通を挟んで、「二条城撮影所」の立て札がありました。
300坪あまりの土地で牧野省三が尾上松之助とコンビを組み「忠臣蔵」を撮影とありました。
次に、二条城の北西付近をしばらく歩くと、


「大宮姫命稲荷大明神」がありました。


大宮姫命は平安宮殿を守る女神とされ、
上下の間を取り持つ神様でもあります。




西の石鳥居から狭い境内を通り、北側の石鳥居に抜けました。

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