清水寺詣で…その1

清水寺の七不思議の次は、清水寺の見どころをいくつか紹介したいと思います馬駐(うまとどめ)の南にある①「地蔵院善光寺堂」です。

ご本尊の如意輪観音さまはつらいことを追い払い願いを届けてくれる仏さまです(如意輪観音さまは美人が多いです)。

この地にはもともとお地蔵さんが祀られており、

明治の中頃に奥の院南庭にあった善光寺如来堂が合併されました。そして、お堂右手前の祠内には初代のお地蔵が隠れていました。

たくさんの人が首を回しながら願掛けをしたことで首が磨り減り、首が回らなくなってしまいました。

以前、テレビで、

・首を好きな人のいる方向に向けて祈ると結ばれると紹介されていました。

また、首を一周回して「お金に困ることがありませんように」と

祈願すればお金に困らなくなるとか。

2代目のお地蔵さんは残念ながら留守?でした(新コロナ感染予防?)。太鼓持ち(宴会で自ら芸をしたり、芸舞妓を助けて宴席を盛り上げる職業)の鳥羽八さんは、

お人よしが高じて他人の借金を肩代わりし過ぎて自害してしまいます。

そこで首が自由に動くお地蔵さんを鳥羽八さんの供養として奉納したと伝わります。お地蔵さんが登場した折には、重いので持ち上げずに首を回す要領で。

また、お地蔵さんの帽子を取るとまげ姿、ヨダレかけをめくると扇子を持っているので確認してみて下さい。

首振地蔵さんは「待ち人地蔵」さんとも云われ、

鳥羽八さんの魂が宿り、今も恋焦がれた女性を待っているとも云われます。

なお、首振地蔵さんは清水寺の七不思議の一つに数えられる事もあります(注・清水寺の七不思議はたくさんあり)。

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