清水寺詣で…その4
- 2020.06.17
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「奥の院」です。
本堂と同じく、千手観音と地蔵菩薩・毘沙門天さま、二十八部衆、風神・雷神さまが祀られています。
奥の院から見る本堂の屋根隅の曲線。
側面から見ると二重になっているのがなんとも不思議です。
下から清水の舞台を見上げてみました。
昔、観音様に願をかけて舞台から飛び降りれば願いが叶う信仰がありました。
江戸中期~後期(約170年間)に、飛び降りた件数235件。うち、85%は助かっているとか。
高さ12m(ビルの4階相当)。
清水の舞台は樹齢400年ともいわれるケヤキの木で支えられています。
清水寺では10数年前に京都北部の山林を購入しケヤキを植林し、育てているとテレビで見ました。
400年後を見据えての事業です(古原建設管理)。
さらに下りていくと、
802(延暦21)年、坂上田村麻呂(758~811)が胆沢城を築いたことが決定打となり、
蝦夷・アルテイは副将軍格のモレと500人の兵士とともに降伏します。
田村麻呂の恩赦の願いにも関わらず河内(大阪府枚方市牧野付近)で処刑されたと伝わります。
この慰霊碑は1994年に岩手県の有志が建立したとありました(合掌)。