流れ橋へ。

旦那さんのお供で八幡からの帰り道、「三山木食堂」に寄りました…が…なんと読むのやら。JR三山木駅→みやまきえき近くにありました。あっさりめの昼ごはんです。

昼後は木津川に架かる「流れ橋」へ。「やわた流れ橋交流プラザ」から、

標識に沿って進みます「上津屋橋(こうづやばし)」=通称”流れ橋”は時代劇にしばしば登場し、

時代劇全盛期には年24回のロケ地となった記録があります。まだかまだかと思いつつ、

堤防が見えてきました。流れ橋は昭和28年、府職員・徳田敏夫氏(当時27歳。のち、3代目宮津市長 1925~2015)によって設計されました。それまでは久御山町と八幡市を”渡し船”で行き来していました。周囲は日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」に認定され、

茶畑が拡がっていました。2019年10月12日の台風19号で23回目の流出。

今年の4月に復旧したばかりです。

流れ橋が流出すると500m下流の新木津川大橋まで迂回しなければなりません。(新木津川大橋が開通するまで数km離れた別の橋へ迂回!)

流出を繰り返し、復旧のため数千万単位の費用がかかることから→「税金を木津川に流しているようなものだ。」との批判がありました。

※2014、5/13付日本経済新聞によればこの時の改修工事には3600万円要して国と京都府が負担しました。そこで「上津屋橋あり方検討委員会」が設立され、

また、意見の公募等が重ねられ、

8割が景観を維持したままとの要望を受け、

従来の構造のままに75m嵩上げして復旧する事が決定。

5年に1度の流出を想定し橋脚もコンクリート製主体となりました。流れ橋は皮の水位が橋板に達すると橋脚を残し、

橋板のみ流れ、

水が引けばワイヤーロープにつながれた橋板を手繰り寄せて再び橋脚に乗せる仕組みです。全長356.5m、幅3.3m、

手すりも街灯もありません。

なかなか風情があります。

もしも、鍵付きの箱が用意されていたら、改修費用の一部(わずかですが…。)にとワンコインを箱に入れたくなりました。交流プラザで国産のタケノコが191円で売っていたので3袋買いました。

【追伸】

木津川の源流が三重県坂下(東海道五十三次坂下宿付近)にあることを初めて知りました。

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