今宮神社その2…玉の輿神社

今宮神社を再建し、途絶えていた「やすらい祭り」を復活した、



お玉さんのレリーフです。

お玉さん(1627~1705)は西陣の八百屋さん(諸説あり)の娘で、徳川幕府第3代将軍家光(1604~1651)の側室となり、20歳で第5代将軍綱吉(1646~1709)を産みました。

江戸に出たのは、

家光の正室であり関白家・鷹司孝子(1602~1674)に仕え、孝子の入嫁に伴い江戸に付き添って行ったとも、

のちに家光の側室となる尼僧・お万(公家の六条有純の娘)に仕えていたとも伝わります。

なお、家光と正室の鷹司孝子との夫婦仲はすこぶる悪く、結婚後、まもなく離縁。孝子は、長い間、軟禁生活を送ったとされます。

お玉さん(のちの桂昌院)の異父弟・本庄宗資(ほんじょうむねすけ)は、

下野国足利藩主から常陸国笠間藩初代藩主に出世し、宗資の次男・資俊の代には松平姓も与えられ五万石の大名となりました。

また、”お玉さん”は仏教への帰依が深く、善峯寺や南禅寺、真如堂などの寺院を復興しています。

父の死後にしばらく善峯寺に奉公に出、

そこで縁あって下級武士・本庄家の養女に迎えられた事から”お玉さん”の幸運が始まります。

拝殿の左手に、



「阿呆賢(神占石)さん」が鎮座します。

“アホ”と言うと重くなり、”賢い”というと軽くなる事に由来します。



まず、

石を手のひらで軽く3回叩いて持ち上げ、

次に願い事を心の中で唱えながら、

3回手のひらで撫で、

再び石を持ち上げて、軽く感じられたら願い事は叶うとされます。

また、3回撫でたあとに、そのまま自分の身体の悪い所を撫でると健康回復が早まるとか。



今宮神社にも花手水舎がありました。

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