向日神社…桜の園
- 2020.08.19
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「桜の園」の標識があり、進んで行くと、
秀吉が名付けた「勝山」に因んだ、
公園があり、その手前には、
「元稲荷古墳(もといなりこふん)」があります。
3世紀後半ごろの古墳で、
最古の大型前方後方墳、
桂川流域を束ねた王の墓とされ、
初期の「倭王権」との関係性がうかがわれるとありました。
古墳を右手に進むと、「桜の園」があります。
水上勉作「櫻守」のモデルとなった、
「笹部新太郎(ささべしんたろう 1888~1979)」氏が1934年から育て、1961年には土地開発のために消滅した、
「桜の園」があった場所です。
2013年に地元住民の尽力により、
サトザクラを中心に20品種80本の桜が整備されました。
笹部氏はサトザクラ、ヤマザクラなどの日本古来種の保護育成に務め、「桜博士」と言われました。
宝塚市に自ら桜の演習林をつくって何十万本の桜を育成。
奈良公園や大阪城、大阪造幣局の桜の園は宝塚の演習林で育てられました。
桜の季節に訪れたいと思いますが、自転車では…こりごりです。
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