京都御苑…花山院跡と京都観光神社

間之町口(あいのまちくち)から入り、直進すると、



「宗像神社」があります。

京都御苑には10回前後訪れているのですが気がつきませんでした。



鳥居をくぐると右手に、「花山稲荷社」が見えてきました。



社伝によると関白・藤原忠平邸だった時に衣食住の守護神として伏見稲荷より勧請され、以降、高いご神徳を授かると云われます。

清華家のひとつである花山院家は、藤原道長のひ孫・藤原家忠(1062~1136)を祖とします。

佐賀県にある祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)は、第21代当主花山院定好の娘・萬子媛(まんこひめ 万子とも表記 祐徳院)が鍋島家に嫁いだ際、稲荷の神さまを分霊勧請し、奉仕したと伝わます。



“花山稲荷社”をさらに奥へ。

宗像神社の本殿があり、宗像三女神が祀られています。

弟・スサノオの来訪を襲撃と誤解した姉・アマテラスにスサノオが身の潔白を示すために、

お互いの持ち物(アマテラスの珠とスサノオの剣)を交換し噛み砕き、

アマテラスの息から生まれた神が

多紀理姫命(たぎりひめのみこと)

市杵島姫命(いちきしまのひめのみこと)

多岐津姫命(たぎつひめのみこと)

の宗像三女神です。

すべての道を司る神として、交通や海上の安全、産業や文化といったすべての道に霊験あらかたな神さまです。



境内には、いろんな神さまが祀られていました。

“京都観光神社はどこに祀られているのか?”といった京都検定2級の問題に出てきそうな神社がありました😆。ご祭神は邇邇芸命 (ににぎのみこと)が天孫降臨の際に道案内した猿田彦大神です。

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