革堂にて…寿老人のお寺
- 2020.10.02
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今日は、萩の”梨木神社”と桔梗の”盧山寺”を目指します。
四条堀川交差点北西角の風景です。
その前に西国三十三所十九番札所
「革堂行願寺(こうどうぎょうがんじ)」へ。
創建は1004年、一条小川にありました。上京の町堂として栄ましたが、火災等で転々とし、1708年の大火の後にこの地に移されました。
子を孕んだ母鹿を射止めてたことを悔いた狩人(のちの行円上人)が常にその皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖と呼ばれるようになりましたが、その行円上人が建てたとされます。
数匹の猫ちゃんがいましたが、逃げるわけでもなく、ばあばを睨みつけていました。
境内西側に建つ七福神の石像です。
「七難即滅、七福即生」
七福神に参ることで、人生を苦しめる難を滅して福を生じるとされます。
(福禄寿と寿老人の違い…比べて頭が長い方が福禄寿!です)
寿老人に従う鹿を食べると2,000(または3,000)年?の生命を得ると云われます。
革堂には「都七福神巡り」のひとつ、
「寿老人」が安置されています。
威厳あるお姿です。
藤袴は「秋の七草」のひとつ、
まだ咲いていませんでしたが、写真を見ると少し地味な花?かな。
境内の北側にある「加茂明神塔」です。
ご本尊の”十一面千手観音”さんは、
行円上人作と云われ、”加茂神社”の霊木「槻(ケヤキの古名)の木」で彫ったとされます。
その感謝のために「加茂明神」を勧請し、高さ3mにもおよぶ供養塔を建てました。
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