10月2日(大安)の天神さん
- 2020.10.09
- 未分類
今回は瑞饋神輿(ずいきみこし)が奉納されているということでやってきました。
花手水舎は、
すっかり、秋バージョンでした。
天神さんの七不思議なるものが伝わりますが、そのひとつ。
楼門から参道を真っ直ぐに進むと、正面には本殿ではなく、
地主神社の神さまの社殿がありました。
この地に道真公をお祀りしする前にはすでに、
「地主神社(じぬしじんじゃ)」の神さまが鎮座されていたと伝わります。
ご本殿の神鏡の多さが目立ちました。
中央欄間(ちょうど真ん中の鈴の上)の黒い牛だけが何故か立っています。
これも七不思議のひとつです。
三光門前の大黒さんが刻まれた石燈籠。江戸時代に”大黒屋”を中心とする質屋さん組合により奉納されました。
大黒さんの口に小石を入れ落ちなけば、その小石を財布に入れて祈るとお金が貯まるとか。
今では、”落ちない”ことから受験生に知られています。
なんと、平べったい小石が踏ん張っていました。
参道の右手(訂正→左手)には、現在、真言宗泉涌寺派に属している「観音寺」があります。
961(応和元)年、筑紫の「観世音寺」より菅原道真公作の十一面観音を請来し安置したことによります。
また、本堂が東を向くことから東向観音とも称されます。
幕末には明治天皇の皇后・昭憲皇太后(しょうけんこうたごう 1849〜1914)が一時避難されました。
観音寺境内奥には、大きな五輪塔がありました。
道真公の母・伴氏の供養塔です。
一の鳥居近くには、花山天皇陵、二条天皇陵、三条天皇陵の方角を示す石標が立っていました。
いずれも不遇だった天皇さんなので、一度、参拝できればと思っています。
-
前の記事
下御霊神社にて。 2020.10.08
-
次の記事
とようけ茶屋さんにて。 2020.10.10