10月2日(大安)の天神さん

北野天満宮へは孫ちゃんの合格の御礼詣りに夏…訪れて以来です。

今回は瑞饋神輿(ずいきみこし)が奉納されているということでやってきました。



花手水舎は、



すっかり、秋バージョンでした。



天神さんの七不思議なるものが伝わりますが、そのひとつ。

楼門から参道を真っ直ぐに進むと、正面には本殿ではなく、

地主神社の神さまの社殿がありました。



この地に道真公をお祀りしする前にはすでに、



「地主神社(じぬしじんじゃ)」の神さまが鎮座されていたと伝わります。



ご本殿の神鏡の多さが目立ちました。

中央欄間(ちょうど真ん中の鈴の上)の黒い牛だけが何故か立っています。

これも七不思議のひとつです。



三光門前の大黒さんが刻まれた石燈籠。江戸時代に”大黒屋”を中心とする質屋さん組合により奉納されました。

大黒さんの口に小石を入れ落ちなけば、その小石を財布に入れて祈るとお金が貯まるとか。

今では、”落ちない”ことから受験生に知られています。

なんと、平べったい小石が踏ん張っていました。

参道の右手(訂正→左手)には、現在、真言宗泉涌寺派に属している「観音寺」があります。



961(応和元)年、筑紫の「観世音寺」より菅原道真公作の十一面観音を請来し安置したことによります。

また、本堂が東を向くことから東向観音とも称されます。

幕末には明治天皇の皇后・昭憲皇太后(しょうけんこうたごう 1849〜1914)が一時避難されました。



観音寺境内奥には、大きな五輪塔がありました。

道真公の母・伴氏の供養塔です。



一の鳥居近くには、花山天皇陵、二条天皇陵、三条天皇陵の方角を示す石標が立っていました。

いずれも不遇だった天皇さんなので、一度、参拝できればと思っています。

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