西院春日神社その1…疱瘡石

西大路四条を西へ、最初の交差点を上ルと左手に、



「西院春日神社」の鳥居が見えてきました。



参道の椿には実がなっていました。



手水舎近くの一願蛙君です。

この蛙君には、

ばあばの姉妹の無事を祈っています。



10月第2日曜日のお神輿渡御はここでも中止です。

春先、コロナ感染症の余波が10月まで続くとは…思ってもみませんでした😢。



ご本殿です。

第53代淳和天皇(じゅんなてんのう 786〜840 桓武天皇第七皇子)が西院に上皇御所を造営した際に奈良の春日大社からご祭神を勧請されました。

ご祭神は、

第一殿 建御賀豆智命(タケミカツチノミコト)

→勉強中です。

第二殿 伊波比主命(イワイヌシノミコト)

→同上。

第三殿 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)

→天照大神が天の岩戸に閉じこもってしまった時、岩戸の前で祝詞を唱え、少し開いた時に布刀玉命とともに鏡を差し出した神さま。天孫降臨の際、ニニギノミコトに随伴して中臣連の祖となりました(藤原氏の祖)

・比売神(ヒメノカミ)

→主祭神の妻、娘など関係の深い女神。西院春日神社では天児屋根命の妻とされる

病気平癒、厄除けにご利益があります。



今回、毎月1、11、15日の3日しか拝めない「疱瘡石」に会うために訪れました。

淳和天皇の皇女・崇子内親王(たかこないしんのう ?〜848)が疱瘡(天然痘)を患った時にこの霊石に疱瘡が移り快復したと伝わります。

都に疫病が流行る前には必ずこの石が濡れたと云われます。

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