上賀茂神社…盛り塩の起源
- 2020.11.07
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細殿前の立砂(たてすな)は上賀茂神社のご祭神である、
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)が降臨されたという神山(こうやま)の形を模しています。
2つの立砂は陰陽道の陰と陽を表し、この世のものはすべて相対する2つのエネルギーがバランスを保っているとされます。
左の立砂のてっぺんには3本の松の葉(陽)が、
右の立砂には2本の松の葉(陰)が置かれていますが、松は神山の頂きにあった松の木を模したと云われます。
前に見たテレビで、立砂は土に水を含ませ”こて”で5時間かけて造られると説明されていました。
清めの砂は盛り塩の起源ともなっています。
「樟橋(長寿橋)」の立て札がありました。
真新しい楼門の前の玉橋です。
神事の時以外はしめ縄が張られています。
そういえば、今年は子年でしたね。
楼門をくぐると中門、ご本殿と続きます。
この日は特別拝観(1,000円)のために
中門左手より入り、ご本殿、権殿近くでの参拝となりました。
ご祭神は、
賀茂別雷大神(かもわけづちのおおかみ)。
雷のごとく強いお力で厄を払う神さまです。
「山城国風土記」によれば、玉依日売(たまよりひめ)が加茂川の川上から流れてきた丹塗矢を持ち帰り、床に置いたところ、日売は懐妊し、生まれたのが賀茂別雷大神と伝えられています。
ご本殿の左手には「権殿(ごんでん)」があり、本殿の修復が必要なときに一時的に遷座される仮殿との説明がありました。
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