🐁知恩院の七不思議

本堂の左手には高さ2.7mもある阿弥陀さまが安置されている阿弥陀堂が。

そして、1639年に建立された本堂の国宝・御影堂(みえいどう)があります。



堂内に入ると法然上人(1133~1212)の御影(みえい )が祀られていましたが、その広い空間と、数万枚(10cm四方)の金箔が貼られたまばゆいばかりの内陣に圧倒されました。

大屋根の上には4枚の葺き残しの瓦があり、まだ知恩院は完成されてない、発展途上にある事を意味してるとか。



知恩院の境内は、今の勢至堂周辺しかありませんでしたが、徳川家康が母・於大の方(おだいのかた 後の伝通院 1528~1602)の菩提寺として、莫大なお金をかけ、境内を拡げてお堂を建立しました。

2020年4月、9年におよぶ大修理を終えたばかりです。



ありました、

あの有名な左甚五郎が置いたとされる、



知恩院七不思議のひとつ、「忘れ傘」が。

今回の修理で取りはずすかどうか話題になりましたが、老朽化が激しいためにそのままの状態で残されました。

写真中央にちょこんと出てます。

知恩院を火災から守ると信じられています。



凸凹した廊下を通り過ぎると集会堂があり、受け付け手前には「知恩院七不思議」の説明書きがありました。





今までに、

①瓜生石②忘れ傘

と2つ、

そして、三門に納められている普請奉行・五味金右衛門夫婦の自作木像(工事の予算が超過し、その責任をとって完成後に夫婦で自刃したと云われる)を安置した

③白木の棺(特別公開あり)



受け付け近くには

④大杓子(おおしゃくし 長さ2.5m 重さ30kg)→すべての人々を救いとる阿弥陀さまの慈悲の姿をあらわす。

庭園に出るまでの数十メートルの廊下には

⑤鶯張りの廊下(よく鳴いていました)

⑥抜け雀の襖絵(あまりによく描かれていたのでどこかへ飛びたったとされる)

⑦三方正面真向の猫

がありました

ずっと昔、拝観した時は方丈内廊下をぐるりと廻れたと思うのですが…。

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