見所いっぱい…吉祥院天満宮

道真の曽祖父・土師古人(はぜのふるひと 生没年不詳)は大和の菅原邑に住んでおり、平安遷都とともに入京し、賜った地で邸を構え、祖父・清公の代で菅原姓へと改姓されました。



道真の臍の緒を埋めたと伝わる「胞衣塚(えなづか)」。



胞衣塚の前で赤ちゃんの鼻をつまんで泣かせ、元気な声で泣けば健やかに成長し、将来の成功にもつながるとされます。



なお、小石はお食い初め用の石として授与されます。



1月に参拝したので、境内には葉ボタンが奉納されていました。



本殿右手前には、



少年時代に習字に使用された「硯の水」があります。

久しく涸れていましたが近年、新たに井戸を掘ったとか。



右手より。

秋葉山 火伏せの神

琴比羅社 海上交通安全

吉野社?

松梅社?

白太夫社(しらたゆうしゃ)

ここで、白太夫社について…。

祭神は渡会春彦(わたらいはるひこ ?〜946)

もとは伊勢神宮外宮の神官。

道真の父・是善は跡継ぎ(長男、次男を亡くす?)がいなかったので、懇意にしていた渡会に子授け祈願を依頼、やがて道真が生まれます。

その後、是善の望みで道真のお守役として仕え、太宰府で道真の最期を看取り、京都に戻る道中に79歳で死去したと云われます。

なお、渡会は若い頃から髪が白く、白太夫と呼ばれていました。

そういえば、あちこちの天神さんにお詣りすると白太夫の社を目にすることがありました。



前回の訪問時に発見した吉祥院天満宮本殿の裏地にある、

正一位春房稲荷大明神

どうして春房がついているのか謎です。

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