🐁京都ぶらり歴史探訪より…ユニークな仏さま
- 2021.04.17
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その1
奈良県の近くにある浄瑠璃寺の
“吉祥天”さんは御歳15歳、
日本一の美女の誉れ高い仏さまです。
吉祥天は美と幸福を司るインドの神さまです。
豊かな暮らしと平和を授ける神さまとして奈良~平安時代に信仰されましたが、
時代とともに弁財天さんが人気となります。
年に3回公開されます。
その2
京都市南区・福田寺(ふくでんじ)に鎮座する、 “龍神さま”で1000年前以上の境内地にあったとされる池から出現しました。
安置されているお堂の正面の扉を開くと雨が降ると云われます。
同じく、福田寺から。
お釈迦さまが生まれる瞬間の摩耶夫人像。
摩耶夫人(生没年不詳)は里帰りの途中、ルンビニーで無憂樹(北方伝・アショーカ樹)の木を手折ろうとして産気づき、
右脇からお釈迦さまは産まれました。
紀元前566年(紀元前624年、同463年の説あり)の事です。
出産7日後に摩耶夫人は亡くなりました(お釈迦さまは父の後妻であるお母さんの妹に育てられる)。
その3
木津川市・蟹満寺(かにまんじ)のお釈迦さまです。
天変地異の時は全身にしっとり汗をかいて知らせてくれるとか。
昭和28年8月14~16日に起きた南山城の大水害の時、
前日に汗をかいたので拭うと人的被害はなかったとテレビで説明されてました。
その4
伏見・長建寺の弁天さまは手が8本もあります。
弁財天さんはインドの神さまで、水の神、農業の神として崇拝されてきました。
長建寺の弁財天さんの前には、
日本固有の農業の神さま・宇賀神さんが祀られています。
ともに五穀豊穣を願い、
巳年1/1~15と特別公開時に開帳されます。
その5
紫式部邸宅址の廬山寺(ろざんじ)は、
938年に第18代天台座主である元三大師・良源により創建されました。
大師号=元三大師(がんざんだいし)は正月三日の命日に由来します。
良源は霊力が強く、疫病流行の折り、自らを鬼の姿に変え、宴を楽しんでいた貴族たちを戒めたと伝わります。
怒った顔?笑った顔?
その時の心の内面をうつす姿です。
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