💫まばあばのひとり旅…成田山新勝寺②成田のお不動さん

いよいよ本堂に到着しました。








成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山のひとつです(他に川崎大師、高尾山薬王院)。      開山は940(天慶3)年。    ご本尊は不動明王です。    初詣の参拝客は社寺では明治神宮に次ぐ2位、お寺では全国1位です。             成田国際空港に近く外国人観光客にも人気があります。








平安時代中期の”平将門の乱”で、朝廷は追討軍を差し向けると同時に将門調伏の祈願を大寺社に命じました。            939年、寛朝僧正は京の神護寺に安置されていた不動明王像を奉じて総国(ふさのくに 現在の千葉、茨木、東京)へ下り、940年にこの地にて不動護摩供を奉修。   同年、将門は戦死。      ※平将門は桓武天皇の孫(もしくはひ孫)である高望王の三男・平良将の子です。








寛朝が帰京しようとしても不動明王像は動こうとせず。東国鎮護の霊場を招くべきとの考えのもと開山。




成田山は源頼朝、徳川将軍家といった関東有力武将の尊敬を受けました。            江戸時代には度々出開帳を行い、また、歌舞伎役者の初代・市川團十郎が成田不動に帰依。    成田屋」の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ちました。※初代團十郎は成田出身の堀越重蔵の子として江戸で誕生。1673年に初舞台を踏み人気役者になりますが、子宝に恵まれず新勝寺に祈願。その後、待望の子を授かりました。            また、7代目團十郎も熱狂的な人気を集めますが、質素倹約を推し進めた「天保の改革」で江戸を追放されて成田山の延命院に身を寄せました(8年後に追放令が解かれる)。








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