💫ばあばのひとり旅…上野⑤上野の東照宮






上野大仏のすぐ近くに、




「上野東照宮」があります。




訪れた日はちょうどボタン苑の公開をしてましたが、その前にまずは参拝から。








参道には石灯籠が約200基あり、その殆どが社殿造営の年(1651年)に、








諸大名より奉納されました。








※大石鳥居脇にある佐久間勝之より奉納された高さ6.8mの大灯籠はお化け灯籠と言われ、名古屋の熱田神宮、京都南禅寺の灯籠とともに日本三大石燈籠に数えられています…が…見過ごしてしまいました。次回に???








高さ32mの五重塔は1631年土井利勝により上野東照宮の一部として建立寄進されましたが、1639年火災により焼失、同年、甲良宗広により再建。




明治時代の神仏分離令で全国の神社所有の五重塔が破壊される中、当時の宮司が寛永寺の所属であると国に申し出、取り壊しは免れました。




上野戦争や関東大震災、第二次世界大戦に耐えましたが、寛永寺からは距離があり、管理が難しいことから昭和33年に東京都に寄付されました(現在は上野動物園の敷地内)。












1651(慶安4)年造営の唐門です。門戸左右の彫刻は左甚五郎作と云われ、昇り龍と降り龍は、毎夜不忍池の水を飲みに行くとか。    




偉い大人ほど頭を垂れることから、頭が下を向いている方が昇り龍と呼ばれています(パンフレットより)。




上手く撮れなくて残念😓!    








ぼたん苑との共通券(1,100か1,200円だったような)を購入して境内へ。 




樹齢600年以上の楠のご神木です。








ご神木のそばに狸の木像をご神体とする「栄誉権現社」があるのですがまたまた見逃してしまいました。 




お狸さまは安置される各所に災いをもたらし、大正年間に東照宮に寄贈されてから災いがなくなったと云われます。        




他を抜く狸から受験や就職、必勝の神さまとして信仰されているとか。








右上の狸の絵馬は栄誉権現社の狸さんでした。     
















上野東照宮は1627(寛永4)年、津藩主・藤堂高虎と天海僧正により東叡山寛永寺境内に建立され、社殿は1951(慶安4)年に徳川家光が改築。 




幾多の災害を経て強運の神さまとして信仰されています。     












社殿を取り囲むようにして造営された「透塀(すきべい)」。




上段には野山の動植物、下段は河川の動物が200枚以上彫刻されています。








左甚五郎作の龍が彫刻された唐門を反対側から撮ってみました。




極彩色の造形が「お見事〜!」。








こちらもよろしくお願いします↓

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村

京都ばあばイチ押し!京都観光のガイドブック