仁和寺②一願不動さん

仁和寺といえば、徒然草(第52段)に出てくる話を思い出します…法師がある所に行くが麓の寺だけ見て帰ってしまう話し(大ざっぱですね笑笑)。




ある所とは京都府八幡市にある石清水八幡宮のことで仁和寺からは20kmも離れています。




現在、麓から本殿まではケーブルカーで片道3分で着きます。




話はそれてしまいましたが、金堂から水掛不動さんをめざします。












裏山からの湧水を掛け祈願すると願いが叶うとのことで今回は、








「右手の痛みが良くなりますように…。」と祈りました。








お不動さんの足下にある大きな石は、901年に大宰府に向かう菅原道真が別れの挨拶のために宇多法皇を訪ね、その石の上に座って法皇のお勤めが終わるのを待ったとされます…が…会うこと叶わず。




また、近くにあった説明板には、北野天満宮の「影向松」が枯れると仁和寺から松を寄贈する慣習が明治まであったと書いてありました。




水掛不動さんから御影堂へ。




なだらかな檜皮ぶきの屋根




真言宗祖師・弘法大師空海(774~835)、仁和寺開山・寛平法皇(かんぺいではなくかんぴょうです。宇多天皇の出家後の名称 867~931)、第二世性信親王(しょうしんしんのう 第67代三条天皇第4皇子 1005~1085)をお祀りしています。




御影堂の門を出て、








左手に行くと御室八十八ヶ所霊場巡りの出発地があります。




四国霊場八十八ヶ所のお堂巡りが成就山一帯に広がっています。




前回は孫ちゃんとじいじと3時間余りかけてお参りしました。








毎月28日の不動明王の縁日には「大黒堂」で護摩供がありますが、もちろん、”病気平癒”と護摩木に書き奉納しました。

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