琵琶湖の水を止められても→琵琶湖疏水感謝金を払ってます

京都市は年間2億トンの水を琵琶湖から引いており、「琵琶湖疏水感謝金」として、2015年からは1年2億3,000万円を滋賀県へ支払っています(琵琶湖保全事業に使われていると思いますが…多分)。




※2014年までは2億2,000万円。ちなみに、大阪は琵琶湖から自然に流れ出している川から取水しているので支払ってはないようです🤔。




さて、東山二条バス停より北へ最初の信号を左折すると、




夷川船溜や「関西電力夷川水力発電所」があります。








夷川船溜は昔は水泳場として、今は春の十石舟の折り返し場所として活用されています。








夷川船溜竣工の時は、月鉾や鶏鉾、天神山や郭巨山が並び、如意ヶ嶽の大文字山も点火されたとか。








写真奥は東京遷都のために沈みきった京都に活力を呼び戻そうと琵琶湖疏水建設を推進した、第3代京都府知事・北垣国道(1836~1916 在任1881~1892)氏の銅像です。








第2次世界大戦中の金属供出のために台座だけ残っていましたが平成2年に再建されました。




※琵琶湖疏水…計画実行まで4年、その後、明治18~23年までの5年間を費やし、すべて日本人の手によって行われた日本最初の大土木事業。












夷川船溜の北西にある夷川発電所は1912(明治45)年に琵琶湖第2疏水完成に伴い建設され、1914(大正3)年完成しました。












有効落差3.42m、常時280kwの電気を生み出しています。








どこに流れつくのか辿ってみると、












田辺小橋下近くで、








鴨川とは合流せずに、鴨川手前で南下していました。








この日の鴨川はゆったりと流れていました。





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