寂光寺→囲碁・第一世本因坊算砂旧跡
- 2021.08.18
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仁王門通東大路西入ルすぐ、
顕本法華宗(けんぽんほっけしゅう)「寂光寺」があり、「第一世本因坊算砂」の石碑に惹かれて境内へ。
※顕本法華宗…日蓮宗開祖・日蓮を宗祖とする
本因坊算砂(ほんいんぼうさんさ 1559~1623)は京都で生まれ、囲碁を堺の仙也から学びます。やがて、寂光寺塔頭・本因坊の僧で日海(にちかい)と称し、のち本因坊算砂を名乗り、家康より江戸へと呼ばれ、幕府から俸禄を受けて本因坊家の家元始祖となりました。
「寂光寺」は1578年に出水室町に創建されますが→寺町通竹屋町→1708 宝永の大火で焼失後に現在地に移ります。
ですから、寂光寺の2代目住職である日海はこの場所には縁がないことになります🤔。
また、織田信長から”名人”と称えられた日海は、「本能寺の変」の前日に信長の前で同じく日蓮宗僧・利玄と対局したと言われます。
寂光寺は、明治40年、弟妹の子守をしている為に学校へ通えない子ども達に道徳をはじめとする教育を行ったとされます(日本最初の京都私立子守学校)
囲碁は中国発祥とされ、仏教とともに日本に伝来したと言われます。
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