妙蓮寺…十六羅漢石庭と恋愛成就の花びら
- 2021.10.06
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1294年、日蓮上人に京都の普及を託された日像が26歳で京都に入り建立。
1617年建立の鐘楼→「袴腰型鐘楼」です。
さらに進み、本堂を右手に入ります。
拝観受付を済ませると係の女性が京都の宗教事情について説明してくれました…。
尾形光琳も本阿弥光悦も狩野永徳も法華宗の信徒だったとのこと。
奥書院前にある”十六羅漢の石庭”です。
妙蓮寺の僧・玉淵坊日首(ぎょくえんぼうにっしゅ)が作庭。
中央の臥牛石は伏見城から移された石といわれ、
背景には杉と松が植えられていました。
この寺には長谷川等伯の”松桜の図”や”柳の図”等の障壁画(いずれも重要文化財)が残されています。
この庭は火災による損傷が激しく、近年、造園当時の姿に復元されたとパンフレットにありました。
“妙蓮寺椿”
本堂右手にある”御会式(おえしき)桜”です。
御会式は日蓮上人さんが入滅された10月13日にあわせて行われる法要で、御会式桜はこの頃から咲き始めて桜のシーズンに2度目の花が咲きます。
また、御会式桜の花びらを持ち帰ると恋が成就する言い伝えがあります。
境内のあちらこちらには色とりどりの芙蓉が咲いていました。
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