山科地蔵さん

諸羽神社から山科地蔵さんが安置されている「徳林庵」へ。



山門の手前のお堂に「山科地蔵」が安置されており、毎年8月22、23日の六地蔵巡りにご開帳されます

852年、小野篁(802〜853)が1本の桜から6体のお地蔵さまを彫り、伏見六地蔵(大善寺)の地にありましたが、



1157年、後白河天皇が都の守護と都往来の安全を願い、街道の出入口6ヶ所に一体ずつ分置され、のちの東海道の守護神となりました。

お地蔵さんのお堂の右手に第54代仁明天皇4皇子・人康親王(さねやすしんのう 831〜872)と蝉丸の供養塔があります。

親王は若くして失明し、山科に隠棲。盲人に琵琶を教えたと伝わります。



蝉丸(生没年不詳)は平安時代前期の歌人でいくつかの歌が残されています。

また、安倍清明の相棒であった源博雅(918〜980)に秘曲を授けたともされます。

1番右のお地蔵さんの前掛けを上げると、



琵琶が彫刻されています。



旧東海道沿いには京の伝統野菜・山科ナスのキャラクター、

「もてなすくん」が飾られていました。

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