久しぶりの京都御所
- 2021.11.09
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同志社大学の近くにありました。
塀の奥は駐車場となっておりなんの痕跡もなくがっかり…気を取り直して京都御所へ。
御所の北西にある「清所門」より簡単な手荷物検査を受けて中へ(無料)。
承明門より紫宸殿を眺め、
南庭にも少し入れます。
この時はばあばしかおらずしばし紫宸殿(ししんでん)を独り占め。
現在の京都御所は土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)といわれた里内裏(内裏の外に設けられた御所)のひとつで1331年に光厳天皇(こうごんてんのう 北朝初代天皇)がここで即位されてから明治天皇が東京に移られるまでの500年余天皇のお住まいとして使われました。
幾度となく火災に遭い、現在の御所は1855年に再建されました。
恐れ多いことです。
敷地内では順路に従い歩きます。
大正天皇(大正4年即位式)、昭和天皇(昭和3年即位式)とも京都御所で即位された折に一時的に神鏡が安置された「春興殿」。
天皇のお住まいであり、重要な儀式が行われた「清涼殿」は工事中でした(令和4年3月末まで)。
江戸時代に武家との対面や儀式の場として使用された「小御所」。昭和29年に焼失、同33年に復元。
明治維新では将軍に対する処置を定めた「小御所会議」が行われたことでも有名です(パンフレットより)。
小御所の東に位置する「御池庭」。
小御所と御学問所(おがくもんじょ)の間には、
「蹴鞠の庭」があります。
「御学問所」は和歌の会などが催され、
1867年に明治天皇が「王政復古の大号令」を発せられました。
御学問所から「御常御殿(おつねごてん)」へ。
御常御殿東にある御内庭(ごないてい)。なかなか趣深い庭です。
御常御殿は15室からなり、
天皇の寝室や、
神器を納める「剣璽の間」があります。
御常御殿から出口に向かうこの空間が好きです。
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