通院の寄り道→七条えんま堂→最初に死んだ人間=閻魔さま

若一神社からゆっくりと歩き7分余りで




「七条えんま堂」に到着。








西大路七条交差点南側を東に入るとすぐにお堂が見えてきます。




このえんま堂には鎌倉〜室町時代に作られた十王像を後世に寄せ集めたと書かれています。




閻魔さまのルーツは古代インドでヤマと呼ばれていた神さまで最初に死んだ人間であり、あの世を取り締まる運命となりました。




ヤマは後に中国に伝わり、日本の仏教に組み込まれていきました。








人間は死後七日ごとに十王の裁きを受け、どの世界に生まれ変わるかが決まります。




閻魔さまは五七日(ごしちにち)を担当。




裁判の際には生前の行いの善悪を示す「エンマ帳」が読み上げられます。








七番目四十九日に泰山王(たいざんおう)の裁きを経て「六道」のいずれに行くか決定されます。




それでも結論が出なかった場合、平等王→都市王→五道転輪王に委ねられます。




※六道→地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道








閻魔さまは人を裁き苦しみ与えることで罪を背負うために自らも熱されてトロトロに溶けた熱い鋼を1日に3回も飲まされているので真っ赤な顔をして耐えているのだとか。

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