陰陽石への祈り…月読神社

松尾大社の前の道を400mほど下ルと「月読神社(つきよみじんじゃ)」が見えて来ました。

ご祭神 月読尊(つきよみのみこと)

月読尊は天照大神の兄弟神とは別の伝承で伝えられた神さま⇒壱岐氏(長崎県壱岐)によって祀られた月神で海の干満を司る神さまと考えられています。

松尾大社「神像館」にある壮年男神像が月読尊と伝えられています。



松尾大社は賑やかでしたが、月読神社はひっそりとしていました。



「願掛け陰陽石」です。左右の石を撫でて願い事をすると叶うと云われ、

「三姉妹の身体がこれ以上悪くなりませんように…。」と願掛けしました。



本殿右手にある「月延石(つきのべいし)」です。

一説には、この石はもと筑紫(今の福岡県)にあり、臨月であった第14代仲哀天皇の皇后・神功皇后(じんぐうこうごう)が新羅遠征の折に、この石を撫で出産を延べて出陣をし、のち無事に第15代応神天皇を産んだとされ、第34代舒明天皇(じょめいてんのう 593~641)の時に月読神社に奉納されました。

一説には神功皇后はお腹に3つの石を巻いて冷やし、新羅に出陣。帰国して、妊娠15ヶ月目で応神天皇を九州で産んだとされます。

また、「月延石」⇒月のものが延びる⇒

子宝を宿す

ということで子授けの神石でもあります。

たくさんの「祈願石」が奉納されていました。

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