住吉神社

堀川高辻交差点を東へすぐ、



「住吉神社」があります。

第77代後白河天皇(1127~1192)が、和歌の神さまを平安京に勧請するため、1157(保元2)年、藤原俊成(ふじわらのとしなり 1114~1204 藤原定家の父)に勅命され、摂津国・住吉より五條室町の地に分祀しました。

以降、隆盛を極めますが応仁の乱で焼失。



1566(永禄11)年、第106代正親町天皇(おおぎまちてんのう 1517~1593)により現在地に遷座。

その後も2度の類焼を経て、1899(明治32)年に伯爵・冷泉為紀※の呼びかけで広く寄附をつのり、同11月に社殿が建立されました。

※冷泉為紀(れいぜいためもと 1854~1905)…初代平安神宮の宮司として「時代祭」の執行に関与。



【ご祭神】

天照大神

田霧姫神(たぎりひめ 宗像三女神)

底筒男命(そこつつのおのみこと住吉大神)

中筒男命(なかつつのおのみこと住吉大神)

表筒男命(うわつつのおのみこと住吉大神)

神功皇后

武内宿禰※

※住吉大神…黄泉の国から戻ったイザナギがけがれを祓おうと海に入った時に生まれた三柱の神さま。

神功皇后に新羅国の征伐を託し、その遠征を見守りました。

※武内宿禰(たけのうちのすくね)…景行・成務・仲哀・応神・仁徳の五代天皇に仕えた伝説上の忠臣。

神功皇后の新羅征伐に従軍。

蘇我、葛城氏等の先祖とも云われる。

なお、大阪・住吉大社は風光明媚な地として、古来より多くの歌に詠まれ、和歌の神として信仰されたとありました。



本殿の右手に「人丸神社」が祀られていました。

ぴんとこなかったのですが、ご祭神は、

柿本人麻呂(660頃~724)

飛鳥時代の歌人です。

山部赤人(やまべのあかひと ?~736?)とともに歌聖と云われます。



境内にはお稲荷さんも祀られていました。

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