聖林寺の観音さん
- 2023.06.11
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音羽山観音寺をあとにし車に乗ること10分余り、
向かったのは”聖林寺”です。
712年に現・談山神社の別院として藤原鎌足の長男・藤原定慧が建てたとされ、安産や子授け祈祷は大要を真言密教に拠りながら独自のものがあると略記に書かれていました。
駐車場料金300円+拝観料600円、
は”ちと高い”と思いつつ参拝。
“子安延命地蔵菩薩(江戸中期作)”は丈六(約4.8m=お釈迦さんの身長)の可愛い石仏のお地蔵さん…思わず見入ってしまいました。
賽銭箱には千円札が何枚も入っていました。
お地蔵さんの隣の部屋には、
可動式の厨子があり、中には西陣織でできた国宝・十一面観音菩薩の複写が飾られ、めずらしく写真撮影可の説明板がありました。
そして、
観音さまとはりっぱな観音堂で対面することができました。
ガラス越しでしたが360度そのお姿を拝むことができ、腰からの線がなんとも色っぽかったです。
パンフレットより
760年代の天平時代、東大寺の造仏所で造られ、残念ながら後背は大破、ミロのヴィーナスとも比較されるとパンフレットにありました。
あの高めの拝観料はこの観音堂を建てるために設定されたのかなと妙に納得!
売店にはこんな本が置いてありました。
参拝者も入れ替わり訪れていました。
※十一面観音菩薩は1868年に大神神社の神宮寺より移されました。
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