平安京を歩く⑧ 大極殿跡の公園にて
- 2024.02.14
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先ずは千本丸太町上ルすぐの公園には、
大極殿跡の石碑があります。
この石碑は大極殿北の”昭慶門”西側回廊の上に建っているとか。
石碑西側の公衆トイレ近くにはなんとも雅な空間がありました。
大極殿は源氏物語”賢木(さかき)”で朱雀帝が斎宮(六条御息所と前の皇太子の間に生まれた娘→のちに入内する秋好中宮)に別れの御櫛を挿す場面で登場します。
※斎宮(さいぐう)・・・日本の古代から南北朝時代にかけて伊勢神宮に奉仕した斎王の御所。
なお、斎王は未婚の皇女から候補者を選び出し、亀卜(亀の甲を火で焙り出来たヒビで判断する占い)により定められました。
1177年の大火後は再建されずに大極殿で行われていた儀式は”紫宸殿”に移ります
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