城南宮…平安宮の守り神



市バス「城南宮東口」下車。すぐ、城南宮参道の標識が見えて来たのでその道を入ると、鳥居がありました。



参道を通り抜けてすぐ右手に真幡寸神社(まはたきじんじゃ)がありました。秦氏の氏神?

さらに参道を進むと鳥居が。



屋根がついた鳥居?おまけに城南宮の神紋は太陽、三日月、星が三角形に並ぶめずらしい神紋です。



創立は不詳ですが平安京遷都の時に、国の安泰と都の守護を願い創建されたと伝わります。

【主祭神】

国常立尊(くにのとこたちのみこと 国土の守護神)

八千矛神(やちほこのかみ 大国主命 武勇に秀でた経営・医薬のかみ神)

神功皇后(じんぐうこうごう 安産と子育ての守り神)

平安時代後期に城南宮を取り囲むように離宮が築かれました。

方位の災いが生じないように方違の宿所に離宮の御殿が選ばれたり、熊野詣に出かける際には、離宮に7日ほど滞在し身を清め道中の安全を祈願しました。

応仁の乱などの戦乱で荒廃しますが、江戸時代になり復興されました。



本殿左手には稲荷社、厳島社・住吉社・兵主社、粟島社。

上記の写真は本殿右手に祀られている神々の社です⇒春日社、大国主社、庚申社、金毘羅社・妙見社・天満宮社



室町の庭にある茶室では神苑拝観料の600円+300円以上を志納すればお抹茶が頂けました。但し、お菓子は紅葉をかたどった小ぶりの半生菓子でしたが鶴屋吉信製でした。

「城南宮」は方除(ほうよけ 方位の障りや家相の心配がないように祈願すること)の神さまとして有名です。

建物の工事や引っ越し、また、近年は転居や旅行の厄除けから転じて、交通安全の神さまとして広く信仰されています。

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