真如堂その2…結定往生の秘印



拝観料500円払い本坊?へ。



「涅槃の庭」です。1988(昭和63)年、曽根三郎(1946~1995 50歳)氏の作庭です。

古代インドでは北に楽園があるとされ、左(北)を頭にしたお釈迦さまが右脇を下にして横たわり、その周りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が石によって表現されています。

白砂はインダス川です。背景には大文字山(如意ヶ岳)が見えます。



「随縁の庭」です。

2010(平成22)年、重森千青(しげもりちさお・重森三玲の孫)氏が作庭しました。

随縁は随縁真如の略で「真理は絶対不変でも、それが条件によって様々な姿を見せること」とありました。

四つ目は三井家の家紋だとか。



本堂裏の風景です。



本尊の脇仏・不動明王が安倍晴明の念持仏とは。

次回、訪ねた時には「結定往生の秘印」を授与してもらわなければ…。



楕円形の鏡は閻魔さまが亡者の裁判をする時に善悪の見極めとされる鏡です。

この掛け軸に裏から光を当てると、火付けをして逃げる男の姿が映し出され、行状が露見している様子が表現されているとありました。

安倍晴明が急死した時、不動明王が閻魔大王とかけあい、晴明は蘇り、85歳の長寿を全うしました。

こちらもよろしくお願いします↓

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村

京都ばあばイチ押し!京都観光のガイドブック