蔵王堂光福寺その1
- 2020.07.09
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という訳で自転車をひいて「蔵王堂光福寺」へ。
JR桂川駅を北東へ400mほどの所にあります。
創建は955(駒札には954)年
開基 浄蔵貴所(じょうぞうきしょ )
です。
浄蔵貴所は祇園祭・山伏山のご神体であり、傾いた八坂の塔を法力でもと通りにした高僧です。
蔵王堂光福寺について…。
浄蔵貴所が第62代村上天皇(926~967)の勅願により、平安京の裏鬼門を守護する地を求めて桂川を遡る途中、
当地にさしかかると、西の一村が光り輝き、背負っていた蔵王権現が大石の如く重くなり一歩も動けなくなったために、この地を縁がある場所として、蔵王権現を祀られたと伝わります。
参道にはソメイヨシノが植えられています。
仁王門を入り、
左手には樹齢200年以上といわれる楠があります(他に2本の大楠)。
その昔、この地には京の七つの森のひとつ「蔵王の森」がありました。
以下、地元に伝わる参拝順です。
まずは、右手奥にある①「弁天堂」へ。
福宝弁財天女が祀られています。
次は、
②「薬師堂」です。
瑠璃光薬師如来さんが祀られています。
薬師如来を守る十二神将(?)さんも所狭しと並んでいました。
※暗い堂内を撮影していて、今回のように仏さまが輝いている時はブログに紹介させて頂いています。
また、ぼやけたりした場合は、仏さまは人目に触れられるのは嫌なんだなと思い、削除しています。
弁天堂と薬師堂の間にある、
③「子守勝手社」です。
右には子守大明神、
左には勝手大明神が祀られています。
そして、いよいよ
④「蔵王堂」へ。
(つづく)