宇治橋断碑(うじばしだんぴ)
- 2020.07.18
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宇治橋東詰にある、
1160年(平清盛の時代)創業の「通圓(つうえん)」です。
平等院で自害したと伝わる源頼政の家臣・古川右内が隠居後に”通圓政久”と名乗り庵を結んだのが始まりとされます。
その後、宇治橋の橋守として旅人に茶を提供してきたと書いてありました。
現在の建物は1672年に建てられました。
通圓の前の道を進むと、
ようやく、「橋寺放生院」を探し出しました。
石段を上り、
境内へ。
“摩尼車(まにぐるま)”があり、1回まわすとお経を一巻読んだと同じとか。
軽く手をあて経文を唱えながら手前に回してみました。
「宇治橋断碑(うじばしだんぴ)」です。
宇治橋がはじめて架けられたことを記念した石碑で上の1/3が日本最古の碑文とされます(鍵がかかり入れず)。
境内には十二支の守り本尊がありました。
子→千手観世音菩薩
丑・寅→虚空蔵菩薩
卯→文殊菩薩
辰・巳→普賢菩薩
午→勢至菩薩
羊・申→大日如来
酉→不動明王
戌・亥→阿弥陀如来
です。
ばあばは午年の「勢至菩薩」ですが、なかなか覚えられません😂。
「さわらびの道」は橋寺放生院から宇治川の右岸に沿って源氏物語ミュージアムへと続く道です。
宇治市の花…「やまぶき」です。
いざ、宇治神社をめざします。
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